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ロヒンギャ難民プロジェクト

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​代表挨拶

​ロヒンギャ難民とは

ロヒンギャとは、主にミャンマー西部のラカイン州に暮らす約200万人のイスラム系少数民族のことを指します。国籍を持っておらず、1970年代から数十年にも渡って差別と激しい迫害に苦しめられ、多くの人が国外に逃れてきました。

その多くは、バングラデシュに難民として避難し、難民キャンプで暮らしています。

このように、差別・迫害が起こった理由は主に3つあります。

1. 宗教問題

ロヒンギャ族は、イスラームを信仰しています。一方、ミャンマーは上座部仏教の国です。イスラームは様々な要因で修正率が高いことから、それによる人口増加でミャンマー国内での民族割合が高まるのではないかという危機感があるそうです。

2. 言語問題

ロヒンギャの母国語である、ロヒンギャ語はベンガル語の方言であるため、ビルマ語を上手く話せません。このことへの嫌悪感もあります。

3. 民族問題

ミャンマー国内では、ロヒンギャはバングラデシュからの不法移民であると認識されています。そのため、「ロヒンギャ」などという民族名称をでっち上げ、ミャンマー土着の民族を名乗っていることへの嫌悪感です。

以上の背景から、現在もロヒンギャ武装勢力とミャンマー治安部隊の衝突が断続的に行われており、その度に死者が出るなど、状況が悪化しています。

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バングラデシュ・クトゥパロンにある難民キャンプの様子

引用元:https://toyokeizai.net/articles/-/221079

​理念

​そんな彼らに対して、私たちにできることはないだろうか−。

そんな思いから、写真展・ドキュメンタリー映画制作を通して、ロヒンギャ難民に関する発信活動を続けてきました。

2021年は、発信活動も加え、日本に在住するロヒンギャの子どもたちに対する教育支援も行います。

​私たちの活動理念・目的

これまでの活動

2019年5月〜10月:[この土地で母になる](ドキュメンタリー)

彼女の名前は長谷川留理華。 ミャンマーで生まれた彼女は、少数民族であるがゆえに故郷を追われ、日本で生きることを決意した。​2つの国の間で、「居場所」を求め彷徨ってきた彼女が、日本で母となり、この土地で生きることを決めたのは何故なのか。

約6ヶ月に渡って撮影を行い、Refugee Week2019にて上映を行いました。

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2019年10月28日〜11月15日:Refugee Week2019 (写真展・ドキュメンタリー映画上映会・講演会)

「難民問題」を観る・聴く・考えるをテーマにイベントを行いました。

1.写真展

期間中、過去の活動で撮影してきた難民の写真を常設しました。

2.ドキュメンタリー映画上映

大学生が撮影した、ドキュメンタリー4作品を上映。実際に映画の監督や、ロヒンギャ難民として日本に逃れ、日本に帰化された長谷川留理華さんをお招きし、トークセッションも行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他、在日していらっしゃるロヒンギャ難民の方との交流会や、勉強会を定期的に行っています。

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