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イタリア
ランペドゥーザ島
佐藤理人
人口6000人に満たないこの島は、豊かな観光資源で夏のリゾートとして賑わいを見せる一方で、アフリカからの難民の欧州への玄関口としても知られています。
私が初めてこの島に降り立ったのは、2019年2月のことでした。
「よそ者」の正体に迫る
佐藤理人
私たち学生団体S.A.L.は、これまで長期休暇を利用して国内外でのスタディツアーを実施してきました。今年に入ってからそのような活動はできなくなってしまいましたが、自分たちが普段暮らしている生活圏から移動し、現地で暮らしをもつ人や活動する人に話を聞いています。人は...
人と社会と「ディスタンス」
佐藤理人
道で人とすれ違うと、必ず互いに挨拶を交わす。
これは、私が初めてランペドゥーザ島を訪れたときに感じたことであり、島に暮らすパオラという女性にインタビューをしたときに、この島の好きなところとして挙げられたことでもあります。ドキュメンタリーに登場する女性は…
ワラビスタン
〜日本に住むクルド人たち〜
中村隆介
国を持たない世界最大の民族として知られるクルド人。彼らは、元々イラン、イラク、シリア、トルコ周辺の山岳地域に居住していた。各地で差別や迫害を受けてきた彼らは、安定した生活を求め世界各地へ移住を始めた。日本も…
コロナ禍の生活支援
中村隆介
20年近くクルド人コミュニティの支援を続けてきた「クルドを知る会」の松澤会長。苦しい生活を続けてきた仮放免の人々であったが、コロナ禍の到来によりその生活はさらに厳しいものになっているという。
知ろうとすること
中村隆介
「私たちにできることは大したことではないんですよ。ただ、話をすると言うことが大事なことで、話してくれた人たちも全部は話してくれません。自分のいいように話してしまうこともある。その中で一つでも二つでも真実に近いなってことを自分で感じ取らなくてはいけないんです。真実を…