このページではS.A.L.で制作された映像作品をご紹介しています。
ぜひご覧ください。
「Passage of the wind」
監督 佐藤理人
地中海のリゾート地、ランペドゥーザ島。
欧州への難民の玄関口としても知られ、政治的な言葉で語られることも多い。人の出入りが激しいこの島で、ペンションを経営する一人の女性は、何を想い、日々暮らすのか。彼女の日常を通して、コロナの時代の「よそ者」との関係性を考える。
「この国と私」
監督 中村隆介
13年前、迫害から逃れて日本にやってきた一人のクルド人男性。しかし彼を待ち受けていたのは予想だにしない出来事の連続であった。
近年注目が高まる入管問題。移民国家になりつつあるこの国はいかなる矛盾を孕んでいるのか。私達は問題の渦中に生きる一人の男性にカメラを向けた。
「この土地で母になる」
監督 島田花、佐々木帆南
彼女の名前は長谷川留理華。
ミャンマーで生まれた彼女は、少数民族であるがゆえに故郷を追われ、日本で生きることを決意した。
2つの国の間で、「居場所」を求め彷徨ってきた彼女が、日本で母となり、この土地で生きることを決めたのは何故なのか。
「Out of The Blue」
監督 有元愛美子
世界各地で長い間恐れられ、差別の対象になってきたハンセン病。
ネパールの穏やかな村で育ったガネーシャは
12歳の頃にハンセン病を患い、ひとり故郷を離れインドで物乞いをする。
35年ぶりに故郷に帰る時、彼は何を思うのか。
「クジラと在る未来」
監督 佐々木怜也
原始的なクジラ漁が400 年以上続く、インドネシアの漁村・ラマレラ村。
人口2000 人ほどの小さな村が、度々世界から注目を集めてきた。彼らは何故、クジラに挑み続けるのか。彼らにとってクジラとはどんな存在なのか。
日本で商業捕鯨が再開された今、国際社会で繰り広げられる捕鯨論争を見つめなおす。
「from Lesvos」
監督 高橋英佑
2015年に多くの難民が押し寄せた、ギリシャのレスボス島。
いまだに変わらない状況にありながらもそこに立ち向かう島民や難民の姿を描き、今世界が忘れようとしている問題をレスボス島から問いかける。
「The Last Man」
監督 岡勇之介
20年前、紛争が起こった旧ユーゴスラビア。
今、この地には平和な日常が広がり、紛争から立ち直ったように感じる。しかし、ここに住む人々の心には、未だ癒えぬ傷跡があった。セルビア人とアルバニア人、彼らの戦争はまだ終わっていない。
「隣あわせ」
監督 臼井健太
主人公の男子大学生は、夜な夜な隣人のギターの騒音に悩まされていた。ある日、彼は隣に住んでいるのが中国人で在ると知る…。
ショートドラマを通して、私たちの無意識の差別を問う。
「音なき潮騒」
監督 有元優喜
福島第一原子力発電所から20km圏内、福島県南相馬市小高区。
そこに住む神主・西山典友さんは、なぜこの地に住み続けるのか。彼を通して、"福島"を見つめる。