格差が根強く残るインド社会。広大な土地と大量の人口がまとまろうとするインドでは、学校に自分の席がない子供たちがたくさんいます。ここブッダガヤは比較的貧しい地域であり、もちろん学校も先生も足りていません。そんな場所で、ミネハハスクールという場所を見つけました。

学校の敷地に入ると、真っ赤な制服に身を包んだ子供たちがぞろぞろと。
ここは、お金がなくても困らずに通える学校です。
ミネハハスクールの設立者であるダールさんが日本語を話せるということで、この学校では日本語の授業も行われています。
日本語を教えられる先生が数人いて、子供達は母語のヒンディー語の他に、英語、日本語を学んでいます。

歌を披露してくれると言って、クラス合唱を始めた子供たち。選曲は『ふるさと』。
上手に歌う彼らは、いつか日本に行ってみたいと言っていて、
勉強が好きな子もそうじゃない子も、学校がとても楽しいと話します。

目をキラキラさせて純粋に生きる彼らの価値観を、どうぞご覧ください。