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オイコスプロジェクト
私たちは、“Send Out” “Aid” “Learn” の略称であるS.A.L.のAidを目的として、「社会問題を解決するために実際に行動をする」をモットーに、月に一回の炊き出しを中心に活動するプロジェクトです。
東京や神奈川にお住まいの方であれば、新宿などで路上生活をされている方々を目にされたことがある方もいらっしゃると思います。
東京オリンピック前のいわゆる「首都浄化」を名目に、さまざまな理由から夜を路上で過ごさなければならない方々の中心的な居場所である公園などから雨風を凌ぐためのテントを撤去し、見た目には「ホームレスは少ない」という状態が当局によって作られました。
しかし、それを行なったとしても路上生活をされている方々が減るわけではありません。居場所を失い、その土地に根付いたさまざまな社会関係資本にも影響が出るはずです。
世界的にみて治安がよく、経済的に豊かだと言われている日本に住んでいる方でも、幼い頃から路上生活をされている方々を見て見ぬふりをしてきた過去があると思います。
そのような過去を忘れられず、「小さなことからでも何かをしなければならない」という想いをもった同志たちが、このプロジェクトで活動しています。
一方で、自己満足でやる行動はそれを受ける側の方からすれば迷惑でしかありません。できるだけ彼ら・彼女らと対話し、さまざまなことを現場で学び、常に自己批判的に考えることで意味がある行動になるはずです。
一学生の行動ではなかなか社会は変えられませんが、少しでもできることから始めていき、少しでも多くの方々が明日生きることの不安を感じることなく、豊かな人間関係をもって生きられる社会をつくるために、行動しています。
OIKOS PROJECT
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