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【Magadipita】地域創生における空き家活用

更新日:2022年3月7日

空き家。みなさんはどんなイメージを持ってますか?空き家ってなんだろう。ぼろぼろの壁、割れ た窓、誰もいない家。実はこんな空き家にもいろいろな使い道があるんです。さっそく私たちと一 緒に空き家の秘密を覗いてみませんか?



秘密を覗く前に...。そもそも私たちが問題視していること。それは、まちに若者が不足している現 状。まちに元気がなくなっている。そんなまちは寂しいよね。だから若者を呼び戻そう。これが一 番の目標になっています。

あ、そういえば、私たちが1日の大半を過ごしている家。あなたにとって家ってどんな場所です か?大切な場所。思い出がある場所。時をいっぱい紡いできた、かけがえのない場所。そんな家 が空っぽになってしまったり、迷子になってしまったりしている。 そうして空き家ができるのです。あなたの大切な家がそうなってしまったら、悲しいよね。だーれも いない家が並ぶとなんだか寂しい。あなたの育ったまちがそうなってしまったら、悲しいよね。で も、そんな空き家を活かせないかな?これが若者を呼び戻す糸口になるかも。私たちの力で変え てみない?日常をもっとおしゃれにしよう。さあ、空き家の世界を覗いてみよう!



まず、空き家の対処法は、まちで管理・除却・活用の3つがあります。その中で、私たちが焦点を 定めたのが、現状維持や切り捨てという選択肢ではない未来に向けての創造である「活用」。例 えば東京都足立区は、意外と知られていないけど空き家問題に悩まされていたんです。それを 解決するために、行政や民間企業たちが協力して空き家活用プラットフォーム「千住Public Network EAST(以下SPNE)」というグループを結成。このSPNEへの通報がきっかけで、一戸建 ての空き家が飲食店とキッチン、工作できるラボなどたくさんの機能を持った建物「せんくつ」なん ていう代物を生み出した事例もある。空き家って一般的には悪いイメージを持ちがちだけど、アイ デア次第で新しく生まれ変われちゃうんです。

次の事例は空き家バンク。空き家バンクというのは全国の自治体が、空き家を売りたい・貸したい 人、つまり空き家でお金を生みたい人の情報を集めて使いたい人に情報を届けるという制度のこ と。これのおかげで空き家を使った新しいビジネスがすごくやりやすくなったんだとか。でも、市区 町村という自治体がやってるからこそ安心感があるのに、まだまだそれがあまり知られていない のが問題になっています。

続いて、民泊に作り変えちゃった事例を見てみよう。大学生が多く利用しているであろう民泊仲介 業を営む「Airbnb社(エアビー)」。エアビーは大人数で普通の家に宿泊すると、一般のビジネス ホテルよりも広いところに格安で便利に過ごせるんだ。その宿泊先に空き家を使おうと挑戦中。こ れのおかげで、友達とかサークルとか大人数利用をする機会の多い大学生たちの力を借りて、 少しずつだけど若者が色々な地域に無数にある「元」空き家に足を運ぶようになってきている。あ なたも「元」空き家で友達と楽しくおしゃべりしてみない? 最後の事例紹介はちょっとおしゃれな空き家アレンジ。最近はなかなか外に出られないけど、コ ロナが少し落ち着いたら休みの日は美術館とかカフェとかに行きたいよね。実は、驚くべきことに 空き家を美術館に生まれ変わらせた事例があるんです。空き家が芸術の舞台になるってこと。元 の空き家の歴史と相まった新しい芸術の世界が覗けちゃうかも。さらにはおしゃれなカフェだって 空き家から誕生します。空き家の持つレトロな雰囲気は、癒されること間違いなし。お客さんとして 訪れるだけじゃなくて、自分で空き家を使ってカフェを開くこともできる!新しいコミュニティもでき るだろうし、たくさんの企業や機関が全力で協力してくれる体制も整えられているよ。



このように、空き家ってたくさんの可能性を感じるからワクワクしちゃうね。廃れてた家が綺麗にな ると、景観や環境や治安がよくなって、まちに活気も出てくる。住める家が増えると、人口流出を 抑えられるかもしれない。まちのプラットフォームとして、人が交流する拠点にもなる。空き家活用 がきっかけとなって、人と人がつながる土壌がどんどん形成されている。みんなが色んなまちに 行って色んな魅力を知って、まちにどんどん関わっていく。そうして、まちに新しい風を吹かせよ う。

でも、問題点もたくさんあります。いま、空き家が活用されているのは都市部が多い。都市部なら 人との新しい繋がりが生まれるかもしれない。だけど、人がいない地方ではどうだろう?あなたの まちはどうだろう?空き家問題とか人口減少問題とかまちの抱えるたくさんの問題に対して、出 産育児あるいは経済労働などを背負っていく次世代の担い手として、若者はまちに関わっていか なきゃいけない。だからこそ、皆で知恵を出しながら私たちの未来を創っていきませんか?




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