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第三章 多様な事業に一貫する『芯』|ルワンダ「KISEKI」の女将 山田美緒さん

  • 執筆者の写真: HearTo
    HearTo
  • 8月16日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月18日

前回までは、山田さんの多岐にわたる活動や、困難の乗り越え方について伺ってきました。今回は、山田さんの様々な活動に通ずる『芯』に迫ります。


インタビュー時の山田さん

アフリカを自転車で縦断したことや、現在のルワンダでの活動など、多岐に渡る活動をされてきたと思います。

その中で、一貫している想い『芯』はありますか。

ーー楽しい人生を諦めないで、徹底的に分析して最大限の力が発揮できるように行動することです。

自分が行動を実行する前に、徹底的に分析することが大事だと思います。

自分がどんな立場にいるのか、どんな人脈があってどんなふうに見られているのかをいつも考えています。要するに空気を読みまくる人間でいるってことです(笑)。


そのために心掛けている行動などありますか。

ーー「人に伝える」ことと、「内省する」ことです。自分の頭で考えられる事には限界があるから、自分のアイデアに対するフィードバックをもらう事で、自分の考えを見つめ直しています。

私の場合は、毎朝4時半に起きて子供が起き始めるまでの時間は、運動したり、思考を整理するためのツールを使ったりしながら、徹底的に内省をする時間に充てています。


今後こういった事業を展開していきたいといった構想などはありますか。

ーー私はいつも、「やりたい!」と思ったことはすぐに実行に移してきたので、今のところはないです。でも、そう言った気持ちが芽生えた時にすぐに実行に移すためのパワーやお金はいつも蓄えられるように心がけています。


国際協力の分野に携わりたいと考えている学生は年々増えていると思います。しかし、その多くが具体的な行動には移せていないのが現状だと思います。そのような学生たちに向けて何か伝えたいことはありますか。

ーー今すぐ自分ができることをやってみてほしいです。そのやってみることの一つ一つの積み重ねが世界を変えることがあるかもしれないと思います。

頭でっかちに考えているだけでは何も変わらないですし、大学生という立場なのだから、トライ&エラーを繰り返し、小さな身の回りのことの実行の積み重ねをしてほしいです。その小さな積み重ねがやがて、大きな国際協力と言ったビジョンに繋がっていくと思います。


考えているばかりではなく、すぐに実行に移すこと。大学生という立場にあるのだから、失敗を恐れずに何事にもチャレンジしていきたいと感じた。

【インタビュイー:山田美緒さん】

大阪外国語大学在学中に、自転車でアフリカ大陸5,000kmを日本人女性初単独縦断。



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